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ビックリマンシールは永久に不滅です!

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ビックリマンシールは、ロッテ社から発売されているオマケシール付きのチョコレート菓子です。このオマケシールは1980年代後半から1990年代前半にかけて、主に全国の小中学生の間で絶大な人気を誇っていました。

当時、ビックリマンシールをはじめ、様々なオマケシールが発売されていましたが、ビックリマンシールの人気は、圧倒的且つ絶大なものでした。
社会現象にもなったビックリマンシールには非常に多くの魅力的な点がありますが、この記事では厳選した、「ビックリマンシールの魅了」をご紹介します。

はじめに(ビックリマンシールとは)
ビックリマンシールは長い歴史を持ち、今もなお発売されているオマケシールです。
そのルーツは、1977年にまで遡ります。この当時は、「どっきりシール」という商品名で販売されていました。

このころのシールデザインは、後に来る大ブーム時のようなオリジナリティあふれるキャラクターデザインではありませんでした。
ハサミや鍋といった身近にあるものをイラストシールで表現したとてもシンプルなデザインでした。

よって、購入者がそのシールを集める目的もコレクションとしてというより、周囲に貼って驚かせるための悪戯シール、という側面が強いものでした。
その後も商品名やデザイン、コンセプトを変更しながら約8年間、一連のシールは発売されましたが、劇的なヒット商品が生まれることはありませんでした。

そのため、開発チームは打開策として、シールそのものに①ストーリー性を持たせる②天使・悪魔・お守りにヘッドが加わる通称3すくみと言われたシステムを取り入れることで空前の大ヒット商品となりました。
このシリーズは、「悪魔VS天使シリーズ」と呼ばれビックリマンシールの代名詞と言えるシリーズになっており、現在でも熱狂的なファンが数多くいます。

ビックリマンシールの魅力①         圧倒的な世界観
ビックリマンシール「悪魔VS天使シリーズ」のストーリーはとても長く壮大で、複雑なものです。                       よって非常に簡単にストーリーの説明をすると、
①元々、天使と悪魔は平和な世界で共存共栄していた。
②もともと、悪しき心をもっていた悪魔側が反乱を起こし、天使・お守りVS悪魔という構図が出来上がってしまう。
③天使側のヘッドである、「スーパーゼウス」と悪魔側のヘッドである、「スーパーデビル」、「始祖ジュラ」の激しい戦いが勃発。
④天使側は善戦するも、悪魔側の勢いは止まらずとうとう天使が住む「天聖界(てんせいかい)」は崩壊寸前になってしまう。

よって天聖界の若くて有望な天使たち(聖フェニックス、ヤマト王子等)は、「次界(じかい)」とよばれる、新天地を目指す・・・・
ここまでかなり掻い摘んで書きましたが、物語的には4分の1にも達していません。

この説明からも分かるように、ビックリマンシールのストーリー解釈はとにかく難しいのです。                         私感ですが、世界中の昔話や神話、寓話、童話、伝説、そしてその当時の社会情勢をモチーフにして、それらがごちゃ混ぜになり、文字通り混沌としたストーリーになっていたと思います。

また、昔のアニメやマンガにありがちな勧善懲悪的なストーリーではありませんでした。
基本的に敵役とみなされていた悪魔側にも、悪魔側なりの正義の論理があったので、よりストーリーに深みを感じることができました。
このように、ビックリマンシールは子供向けの商品ではありましたが、そのストーリーは決してご都合主義ではない、リアルさがあったのです。

ビックリマンシールの魅力②         購買意欲をくすぐる仕掛け
1 キャラクターデザインの定期的な変更       前述の通り、ビックリマンシールは悪魔VS天使シリーズになり、とにかくキャラクターのデザインが際立って良くなりました。
また、このキャラクター達(36枚+α)は2か月に1回すべて変更される仕組みとなっており、購入する側は毎回新鮮な気持ちで新しいキャラクターを心待ちにしていました。                        つまり、年中購買意欲を刺激されていたのです。
2 シールによって当たる確率が異なる
悪魔VS天使シリーズにおける、ビックリマンシールの種類は天使・悪魔・お守り・ヘッドの4種類ですが、すべて同じ割合で当たるわけではありません。
諸説ありますが、ヘッド1箱(40個)に1枚、悪魔は1箱のうち6割くらい、残りが天使とお守りという感じだったと思います。                         このことから、いかにヘッドシールの価値が高いかが分かりますし、実際にヘッドを引き当てたら、クラスで英雄扱いされていました。                        しかし、後にこの4種類のシールの当選確立は全て25%になってしまいました。噂話レベルですが、公正取引委員会が関与しているのでは、と言われていますが真相は分かりません。
しかし、この措置でヘッドの価値が相対的に下がり、少なくともコレクターの購買意欲も下がったことは事実です。

3 各種メディアとのコラボ
1980年代、及び90年代にかけてビックリマンシールが全盛期だっところ、主流であるシール販売以外様々な媒体で取り上げられていました。
その一例として、
複数のマンガ本に毎月のように特集、掲載されたり、その他にも、
○アニメ化・映画化・ゲーム化
○各種キャラクターグッズ
○ファンクラブの設立
○ロッテオリオンズとのコラボ
といった具合に、ありとあらゆるメディアにビックリマンは登場していました。まさに社会現象を起こしていたのです。

また現在でも、コンビニやスーパーでビックリマンシールは販売されています。

しかし、よく見ると「鬼滅の刃コラボ」、「ももいろクローバーZコラボ」、「北斗の拳コラボ」といった具合に、他のコンテンツと組んで商品展開をする機会が多いようです。

個人的にこのような形態のビックリマンシールは、本来のストーリーとは全く関係ないわけですから、全く購買意欲は湧きませんが、40年以上経った今でも、様々なコンテンツと組むことができるのは純粋に素晴らしいことであり、ビックリマンシールの偉大さを感じることができます。

ビックリマンシールの魅力③
コレクター間による、熱狂的なトレード!
ビックリマンシールは、2か月に1回36種類+αのシールが総取り替えされます。当時コレクターだった私の感覚だと、2か月はあまりにも早いサイクルでした。というのも、そもそも当時のビックリマンシールは「1人3個まで」という謎の不文律があったのです。

個人的解釈として、当時1こ30円だったビックリマンシールを100円で最大限購入でき、より多くの人の手に出回る、という観点からの措置ではないかと思っています。

少し脱線しましたが、要は当時のビックリマンシールはとにかく手に入りにくかったので、必然的にコレクター間のトレードが盛んにおこなわれました。

やはり、皆ヘッドが欲しいのですが所有者もそう簡単にトレードに応じるわけがありません。
そこで、私の地元ではなんとしてでもヘッドを手に入れたい猛者が、通常とは少し違うトレードを持ちかけていました。
猛者トレード1 宿題代行
勉強が得意だった友人が良く行っていた手法です。
複数のクラスメートの宿題を数日間肩代わりすることで、その報酬としてヘッドシールを貰う、というやり方です。
今になって考えると、自身の労働(勉強)時間を投入するだけで、希少価値のあるシールを手に入れられるのでとても賢いと思います。

猛者トレード2 ボディガード
男子が女子に使っていた、個人的には人の弱みに漬け込んだ汚いと思う手法です。

昆虫や犬、きつい作業が苦手な女子クラスメートに代わって、掃除などを行うという上記宿題代行と構図が非常に似ている手法です。
女性からの信頼と希少なシールが手に入ると考えると、これも(悪)賢いやり方だと思います。

上記、2つの手法からも分かるように、当時子供たちの間でビックリマンシールは共通の価値を持つ通貨のような役割を果たしていたのだと思います。

まとめ
以上、今回書いた内容はビックリマンシールの魅力を表すほんの一部でしかありません。
何10年経っても、ビックリマンシールは沢山の方に支持されています。
今後も、このシールの魅力をお届けすることで少しでも多くの方に、ビックリマンシールを愛してもらうきっかけになればと思います。